先週の「OPMargin」の無料開放、たくさんの方にご利用いただきありがとうございました。
さて、震災時の混乱の影響で大証がSPAN証拠金のパラメータ設定方法を変更した改悪(?)の影響で、証拠金が小刻みに変動します。
今週は、プライス・スキャンレンジ 36万円、ボラティリティ・スキャンレンジが4.5%ですが、これが来週からは、42万円、5.0%に上がります。先物だけをやっている人たちにとっては極めて単純明快で、証拠金が6万円上がるということです。ではオプションをやっている人たちの証拠金はどのぐらい上がるのでしょうか?
試しに、証券会社のコールセンターにでも電話して聞いてみたらどんな答えが返ってくるでしょう。実は大昔に、プライス・スキャンレンジが40万円から70万円に上がった時に、証券会社に電話して聞いたことがあります。
「単純に1.5倍とか2.0倍よりも上がると思うので注意してください。」
パラメータ変更初日、幸いにして日経平均は小動きで、やれやれと思ったのですが、引け後の証拠金を見てびっくり、売り玉が多かったせいもありますが見事に追証になってしまいました。
そんな経験がもとで開発したのが「OPMargin」です。その、「OPMargin」を使って、今日プライス・スキャンレンジ42万円、ボラティリティ・スキャンレンジが5.0%だったら証拠金がどうなるか計算してみました。
2012年6月限月
PC |
権利行使価格 |